雪を眺めながらの読書

雪景色
行動

新年も明けて数週間すっかり日常が戻ってきました。今年も一年頑張っていこうと思います。

今年は寒くて各地で雪が降りましたね。
実家でも珍しく1センチほどの積雪があったのです。
雪だるまを作るとまではいかなくても、なんだかウキウキした気分になります。

寒い冬が好きです。
こたつに入って静かに降りてくる雪を眺めているとなんともいえない良さがあります。
雪は、雨と違って降っても音がしなくてとても静かですよね。
降り積もるとまた雪が音を吸収してさらに静かになるのだとか。
我が家の積雪はそこまでではありませんが、その静けさと白の明るさがなんとも言えず、窓の外を眺め続けてしまいます。
室内が暖かいとより、冬の景色が際立っていいんですよね。

そしてそんな景色を眺めながら本を読むのがお気に入りです。
なんだかとても文学青年のようですが、静けさが本の世界へ集中させてくれるのです。

立ち寄った本屋で2冊ほど本を見繕いました。
星新一の「ボッコちゃん」
土井善晴、中島岳志の「料理と利他」

星新一は言わずと知れた、短編集の王者。数ページの短編に毎話きれいなオチをつけておもしろおかしく、時には風刺的作風で描かれています。出版されて50年ほど経っていますが、色褪せない面白さがそこにはありました。
中学生くらいに読んでいるはずですが、久しぶりに再読したくになりました。読み進めるほどに、クスッとなったり時にはドキッとさせられたり、ショートショートの世界にのめり込んでいきました。

「料理と利他」こちらは、料理家の土井善晴さんと著者中島岳志さんとの、コロナ禍でのオンライン対談を書籍化したものでした。
土井善晴さんは言わずとしれた料理研究家、テレビの料理番組でも楽しくて気軽な感じのお料理を教えてくれるなぁというイメージでした。著者の方が大学の教授をされていて「利他」をテーマに研究をされているそうです。
料理とはまさに「利と他」「食べる人と作る人」がいてその関係性である。と言った話から、日本人が家庭料理や、料理とはこうあるべきということに縛られていると言った考えさせられることまでとても興味深い内容でした。
本を読むと、読む前の自分とは全く違った自分になった気がします。

いつもの生活をしているとなかなか集中して読むことができないですが、
今回はお正月休みを有意義に使うことができました。
いいリフレッシュになって新たな気持ちで仕事に励みたいと思えました。

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